中秋の名月としてよく知られる十五夜。今年は九月二十四日でしたね。一方、十五夜からひと月後の月は十三夜といわれます。十五夜は「芋名月」、十三夜は「栗名月」とも呼ばれ、秋の収穫に感謝してお供えをし、月を観賞するお月見は古くから大切にされてきた行事です。十月二十一日は栗名月。今宵は秋の実りに感謝しながら美味しいものをいただき、美しい月を愛でてみませんか?
中秋の名月としてよく知られる十五夜。今年は九月二十四日でしたね。一方、十五夜からひと月後の月は十三夜といわれます。十五夜は「芋名月」、十三夜は「栗名月」とも呼ばれ、秋の収穫に感謝してお供えをし、月を観賞するお月見は古くから大切にされてきた行事です。十月二十一日は栗名月。今宵は秋の実りに感謝しながら美味しいものをいただき、美しい月を愛でてみませんか?
【材料/2人分】
久右衛門かつおだしパック ‥‥1袋
水 ‥‥2カップ(200ml)
生栗をむいたもの ‥‥6個
鶏もも肉 ‥‥1枚
A[塩小さじ1/2、白ワイン大さじ1]
玉ねぎ ‥‥1/2個
薩摩芋 ‥‥小1本(もしくは1/2本、125g)
バター ‥‥大さじ2
小麦粉(薄力粉) ‥‥大さじ1
牛乳 ‥‥1/2カップ(100ml)
生クリーム ‥‥1/2カップ(100ml)
塩こしょう ‥‥各適宜
パセリ ‥‥適宜
① だしパックは、分量の水(200ml)に入れて火にかけ、沸騰したら弱火〜中火で2~3分煮出しておく。
② 鶏肉は流水で洗って水気をふきとり、一口大に切る。ボウルに入れ、Aを水分がなくなるまで揉み込み、下味をつける。
③ 玉ねぎは繊維に沿って2mm厚さに切る。薩摩芋は皮をきれいに洗い、皮付きのまま1cm厚さの輪切り、もしくは半月切りにする。切ったそばから水につけておく。
④ 鍋に玉ねぎ、バターを入れて弱めの中火にかけ、しんなりと半透明になるまで炒める。薄力粉を加えて粉が見えなくなったら①のかつおだし、牛乳をいれて中火でひと煮立ちさせる。
⑤ 弱火にして全体にとろみがついたら鶏肉、薩摩芋、下ごしらえをした栗を入れて蓋をし、10分煮る。栗にすっと竹串が刺さる程度まで火が通ったら、生クリームをくわえてさらに5分煮る。塩、こしょうで味を整える。お好みでパセリのみじん切りを散らす。
<栗の下ごしらえ>
① 栗は熱湯で1分間茹でる。ざるにあげて水気をきる。
② 鬼皮の下側を切り落とす。切り落としたところに包丁の刃をひっかけ、上に向かってひっぱるようにしてはぎとる。すぐに水につけておく。
③ とがった方向にむけて、残った渋皮をむく。水につけて30〜60分アク抜きをする。
今日のポイント
薩摩芋は切ったそばから水に放して、表面のでんぷんを流してあげましょう。このひと手間が、薩摩芋をきれいな色に仕上げる秘訣です。
だしパック
一切の妥協を許さず、選び抜いた 上質素材が味の決め手。