柚子香る「がごめ昆布あん」で作る、ご馳走茶わん蒸し
小田巻(おだまき)蒸しは、コシの強い讃岐うどんが入った大きめの茶わん蒸しのこと。卵が貴重だった頃に関西商人がハレの日に食していた、大阪の郷土料理です。柚子の香りの「がごめ昆布あん」をかけることで、一層華やかな冬のご馳走としてお楽しみいただけます。
柚子香る「がごめ昆布あん」で作る、ご馳走茶わん蒸し
小田巻(おだまき)蒸しは、コシの強い讃岐うどんが入った大きめの茶わん蒸しのこと。卵が貴重だった頃に関西商人がハレの日に食していた、大阪の郷土料理です。柚子の香りの「がごめ昆布あん」をかけることで、一層華やかな冬のご馳走としてお楽しみいただけます。
【材料/2人分】
がごめ昆布スープ(ゆず入り) ‥‥1個
久右衛門あわせだしパック ‥‥1袋
水 ‥‥2カップ(400ml)
A[薄口醤油大さじ1、塩少々]
卵 ‥‥2個
冷凍讃岐うどん ‥‥1玉
鶏もも肉 ‥‥60g
かまぼこ ‥‥4枚
熱湯 ‥‥1/3カップ(150ml)
水溶き片栗粉[片栗粉小さじ1、水小さじ1]
三つ葉 ‥‥適宜
① 鍋に分量の水、久右衛門あわせだしパックを入れ、強火にかける。沸騰したら中火にし、2分煮出して火を切る。だしパックを取り出す。
② 鶏もも肉は小さめの一口大に切る。
③ 冷凍うどんは熱湯に入れる。ほぐれたら、すぐにざるにとる。
④ ③の残った湯を熱し、②の鶏もも肉を入れる。色が変わったら取り出し、水洗いする。
⑤ ①のだしが冷めたらAを混ぜて調味する。
⑥ ボウルに卵を溶き、⑤と合わせてよく混ぜ合わせ卵液を作る。
⑦ ⑥を茶こしや、網目の細かいザルなどで濾す。
⑧ 小さめの丼に③のうどん、④の鶏もも肉、かまぼこを入れ、⑦の卵液を注ぐ。
⑨ 蒸気の上がった蒸し器で強火にかけ、表面の色が白っぽく変わったら弱火におとす。20~25分蒸し上げる。
⑩ 水溶き片栗粉をボウルに合わせ、よく混ぜる。小鍋にがごめ昆布スープを入れ、分量の熱湯を加えてよく混ぜる。弱火にかけ、沸騰したら水溶き片栗粉を入れ、よく混ぜてとろみをつける。
⑪ ⑨の茶わん蒸しに⑩をかけ、三つ葉を添える。
本日のポイント
卵の蒸し物を美味しく作るポイントは、卵液を濾して気泡を取り除くこと、そして火をいれすぎないことです。蒸す時は、最初強火にかけ、卵液の表面が白っぽくなってきたら弱火におとし、ゆっくりと火を入れましょう。
和風だしスープ
採れる量が少なく希少価値の高い、がごめ昆布。
独特なとろみには健康効果で注目のフコイダンが豊富に含まれています。
がごめ昆布がたっぷり入ったフリーズドライ製法のスープは、
お湯を注ぐだけで手軽にお召し上がりいただけます。