金沢に江戸から伝わる、じぶじぶ煮込む優しい味わい
治部煮は、小麦粉でだし汁にとろみをつけ、「じぶじぶ」とゆっくり煮込んで作る金沢の郷土料理。江戸時代の昔から広く親しまれ、今に伝わります。本来は鴨肉で作ることが多いのですが、手に入りやすい鶏肉でアレンジしても美味しくいただけます。わさびの爽やかで程よい辛みが全体を引き締め、やさしい素朴な味わいを上品にまとめます。
金沢に江戸から伝わる、じぶじぶ煮込む優しい味わい
治部煮は、小麦粉でだし汁にとろみをつけ、「じぶじぶ」とゆっくり煮込んで作る金沢の郷土料理。江戸時代の昔から広く親しまれ、今に伝わります。本来は鴨肉で作ることが多いのですが、手に入りやすい鶏肉でアレンジしても美味しくいただけます。わさびの爽やかで程よい辛みが全体を引き締め、やさしい素朴な味わいを上品にまとめます。
【材料/3〜4人分】
久右衛門あわせだしパック ‥‥1袋
水 ‥‥2カップ
鶏もも肉 ‥‥1枚(300g)
椎茸 ‥‥4枚
せり ‥‥1把
すだれ麩 ‥‥1本
小麦粉 ‥‥大さじ1
A [醤油・酒・みりん各大さじ2、砂糖小さじ1]
わさび ‥‥適量
① すだれ麩は2〜3cm幅に切る。
② 椎茸は飾り切りをする。せりは茹で、すだれで巻き締め3cm長さに切る。
③ 鶏もも肉は大きめのそぎ切りにしてバットに入れ、小麦粉をまぶす。
④ 鍋に分量の水、久右衛門だしパックを入れて強火にかける。沸騰したら弱火にして2分加熱し、火を止める。だしパックを取り出し、Aで調味する。
⑤ ④に①のすだれ麩、②の椎茸を入れて煮、火が通ったら別皿に取り出す。
⑥ ⑤に③の鶏もも肉を入れて中火で煮る。鶏肉に火が通ったら③のバットに残った小麦粉に水少々(分量外)を入れて溶き、沸騰した煮汁に加える。よく混ぜながら加熱してとろみをつける。
⑦ ⑥の鶏肉、⑤のすだれ麩と椎茸をお椀に盛り付ける。⑥の煮汁をあたためてかけ、わさびとせりを添える。
本日のポイント
すだれ麩は手に入りにくいので、生麩などに変えて作るのもおすすめです。
だしパック
素材はすべて国産にこだわった天然だしパックは、
和食だけでなく様々な料理の基本のだしとしてお使いいただけます。
家庭用はもちろん、贈答用もご用意しております。