フランス南部プロバンス地方、ニースの郷土料理で知られるラタトゥイユ。今では日本でもお馴染みの夏野菜の煮込みです。難しい味付けは旨味たっぷりのとまとスープが解決してくれるので、簡単に美味しく仕上げることができます。野菜はゴロっと大きめにカットすれば、彩りも美しく、食べ応えもあっておすすめです。
フランス南部プロバンス地方、ニースの郷土料理で知られるラタトゥイユ。今では日本でもお馴染みの夏野菜の煮込みです。難しい味付けは旨味たっぷりのとまとスープが解決してくれるので、簡単に美味しく仕上げることができます。野菜はゴロっと大きめにカットすれば、彩りも美しく、食べ応えもあっておすすめです。
【材料/2〜3人分】
とまとスープ‥‥1袋
なす(小) ‥‥1本
ズッキーニ ‥‥1本
パプリカ(赤・黄色) ‥‥各1/2個
にんにく ‥‥1かけ
タイム ‥‥1枝
玉ねぎ ‥‥1/2個
塩 ‥‥小さじ1/2
オリーブオイル ‥‥大さじ2
白ワイン ‥‥大さじ3
① にんにくは皮をむいて2等分し、芯を除く。
② 茄子、ズッキーニは縦に2等分し、2cm厚さの半月切りにする。
③ 玉ねぎは4等分のくし切り、パプリカは種を除き乱切りにする。
④ フライパンにオリーブオイルとタイムを入れて弱火にかける。パプリカと玉ねぎを入れて炒め、しんなりとして焼き目が少しついたら厚手の鍋に移す。
⑤ ④のタイムが残ったフライパンにオリーブオイル適量(分量外)を加え、②の茄子、ズッキーニを④と同様にきつね色に色づくまで炒める。
⑥ ⑤の炒めた野菜を④の鍋に同様に重ね入れる。
⑦ ⑥の鍋に、白ワイン、①のにんにくを加え、全体に分量の塩をふる。
⑧ とまとスープは袋の上から指で押さえて細かく砕く。
⑨ ⑧のとまとスープを全体に広げて加え、火にかける。弱火にして蓋をし、蒸し煮する。
⑩ 水分がでてきて煮立ってきたら中火にし、上下を混ぜる。時々混ぜながら蓋をして15~20分煮る。この時点で水分がまだ多ければ蓋をとり、時々混ぜながら水分をとばすように煮る。
今日のポイント
野菜の旨味たっぷりのラタトゥイユ。少量の白ワインを呼び水にして、とまとスープと塩の塩分で、野菜の水分をしっかり出しましょう。塩分は最後に入れて、野菜の水分を逃がさぬように煮込みます。
フリーズドライ製法
素材の味が、だしで引き立つ滋味深いスープ。