春は山菜で食養生
「春の皿には苦味を盛れ」と古くからいわれるように、春の養生には苦味のある野菜を摂ることが良いとされています。春の山菜の中でも「ふき」は食感が楽しい野菜で、かつおだしとの相性も抜群。今の時期にこそ食べたい「ふき」を美味しく食卓に取り入れてみてはいかがでしょう。
春は山菜で食養生
「春の皿には苦味を盛れ」と古くからいわれるように、春の養生には苦味のある野菜を摂ることが良いとされています。春の山菜の中でも「ふき」は食感が楽しい野菜で、かつおだしとの相性も抜群。今の時期にこそ食べたい「ふき」を美味しく食卓に取り入れてみてはいかがでしょう。
【材料/4人分】
久右衛門かつおだしパック ‥‥1袋
水 ‥‥1カップ(200ml)
ふき ‥‥1袋(約250g)
赤唐辛子 ‥‥1本
ごま油 ‥‥小さじ1
A [酒・みりん各大さじ1、砂糖小さじ1]
薄口醤油 ‥‥大さじ1
① 鍋に分量の水、久右衛門かつおだしパックを入れて強火にかける。沸騰したら弱火にして2分加熱し、火を止める。だしパックを取り出す。
② ふきは鍋に入る大きさに切り、塩(分量外)をまぶして板ずりをする。
③ 鍋にたっぷりの湯を沸かし、②のふきを入れる。
④ そのまま1~2分茹でる。
⑤ ③をざるにあげて冷水にとり、皮の先端を1周ぐるりとむく。
⑥ ⑤でむいた皮の先端を全て持つ。
⑦ 反対側にゆっくりとひきながら一気に全ての皮をむく。同様にしてすべてのふきの皮をむく。
⑧ ⑥のふきを4~5cm長さに切り揃える。
⑨ フライパンにごま油を熱し、赤唐辛子、⑧のふきを炒める。
⑩ 全体に油が回ったら、①のだし、Aを加える。
⑪ 中火で5~6分煮たら、残りの薄口醤油を加える。
⑫ 煮汁がうっすらと残るくらいまで煮る。
本日のポイント
ふきは切る前に長いままで皮をむくのがポイントです。先に短く切ってしまうと何度も皮をむくことになり、大変な作業となってしまいます。茹でる時は口径の広い鍋やフライパンを選びましょう。また、板ずりしてから茹でることで皮がむけやすくなり、食感もよくなります。
だしパック
一切の妥協を許さず、選び抜いた 上質素材が味の決め手。