「ひとの手が百回さわって初めて本物の鰹節が生まれる」
久右衛門の鰹節の全てがその言葉に表されています。
今もなお変わることのない昔ながらの製法。
それはすべての工程をひとの手が支える地道な作業です。
明治18年、林久右衛門商店は鰹節専門店として創業しました。以来、初代久右衛門の想いを受け継ぎ、「かつお」という自然の素材を最大限に活かし、最良の形で食卓にお届けするための方法を考え、技術を磨いてまいりました。
130余年という伝統は、明日を見つめてきた「今日」の積み重ねです。
時代は変わっても本物の味をお届けしたい。
削り節小分け詰めの発案・開発にはじまり、その時その時の生活スタイルに合わせた商品づくりに日々努めております。また、和食の真髄となるだし文化を途絶えさせないためにも、私たちにできることはないかと研究を重ねてまいりました。
うまみ成分としても日本の食材を代表する鰹節は、健康管理の上でも大切な食材です。その理想的な素材を活かして新しい美味しさを創造し、世界中のご家庭に受け入れやすい形でお届けすることで、食卓に笑顔を広げていきたいと願っております。
これからも更なる創造を広げ『真心込めて』をモットーに皆様に喜ばれる商品をお届けしてまいります。天然素材にこだわり、美味しさにこだわり、心の豊かさにこだわる。久右衛門は、これからも「今日」を積み重ねてまいります。
代表取締役社長
五代目店主 林 剛一郎
※参考文献・資料(順不同)
農林水産省/「和食 日本人の伝統的な食文化
特定非営利活動法人うま味インフォメーションセンター冊子
一般社団法人だしソムリエ協会資料
宮下章著、社団法人日本鰹節協会刊/「鰹節」 他